桜庭 春人

小藩に仕える武士。
家の借金返済のため、夜はナイショで陰間茶屋で働いている。
（注：陰間茶屋というのは、美少年が春をひさぐ所でございます）
茶屋での通り名は「桜」。
ひたすら健気なシンデレラな役どころ。

進 清十郎

桜庭の働く茶屋に逃げ込んできた、謎の侍。
親同士が勝手に決めた縁談が認められなくて家出してきたと言う。
いいとこのお坊ちゃんらしい。

みらくる

桜庭が働いている茶屋の主。
桜庭のことを買っている。

水町

桜庭と同じ茶屋で働く若者。
桜庭と進の仲を進展させようと、あれこれ世話を焼く。

高見

桜庭の城勤めの先輩。
借金のために夜も働く桜庭のことを心配している。
（もっとも仕事内容までは知らない）
藩の公金の動きに疑念を抱いている。

筧

水町の馴染み。
町の剣道場の跡取り息子で師範代･･･という設定を考えてみたけど、 多分、あんまり出番がない；

虎吉

桜庭の家で下働きをしている少年。
両親を武士に殺されており、侍嫌いだが、桜庭には懐いている。

若菜

桜庭と高見の幼なじみで、江戸家老の姫君。
親同士が勝手に決めた進の許婚者。

阿含

先代藩主亡き後、江戸で勉強中の若殿に代わり、この藩の実権を握る国家老。
いじめっ子な役どころ。