スプリガン



ここに一枚のプレートがある。

高度に発達しすぎたために滅んでしまった
超古代文明の何者かが、
現代の我々に警告をつづった伝言板である。
彼等は語る。
我々の遺産を悪しき者たちから守れと。

そのメッセージを誠実に受け止め、
超古代文明を封印することを目的に
活動する組織があった。

その名は、アーカム。

そして、アーカムの特殊工作員を「スプリガン」と呼ぶ。



「スプリガン」
原作:たかしげ宙/作画:皆川亮二
全12巻(小学館)
(1991〜96年)

古代遺跡を封印するスプリガンの活躍を描いたアクション漫画
(大友克弘 総指揮?かなんかで、映画にもなりました)
私はつい最近読んだのですが、
第一話が東西冷戦下の世界になっていたので「わっ!古っ」と叫びそうになりました・・・
でも、内容は正統派少年漫画で、最近こういう漫画ってないので逆に新鮮・・・
主人公の御神苗くんのまわりには女の子が色々出てくるのに、
恋愛要素ゼロなところがいいですね。
好きに想像できるから(笑)


ジャン・ジャックモンド
御神苗 優(おみなえ ゆう)

スプリガン。普段はパリの下町に暮らすフランス人。
人と変わらない姿をしているが、彼は人間ではなく、獣人<ライカンスロープ>―― 超古代文明が進んだバイオテクノロジーにより作り出した生物兵器の末裔である。
敵には容赦なく、味方にも毒舌吐きまくり(主に御神苗にだけど)。
そのぶっきらぼうな態度とクールビューティな容姿から、「冷酷な奴」に見られがちだが、 実は、頼られると俄然はりきる兄貴肌だったりする。
七歳くらい年下の御神苗と同レベルでケンカする、おとなげない所がご愛嬌。

現役 高校生 スプリガン。
学校の出席日数を気にしながら、スプリガンとして世界中を飛び回り、各国の諜報機関や特殊部隊と渡り合う、 世界一多忙で生傷絶えない高校生。
子供の頃、両親を殺され、彼自身、米軍に拉致られ、 洗脳などにより子供を「命令に忠実な殺人機械」に作り上げるというCOSMOSプロジェクトの実験体として、 特殊な訓練を受けた。おかげで人並み外れた戦闘能力を持つが、本人はその能力を嫌っている ・・・という複雑な事情の持ち主だが、普段はそんなことは感じさせない、 心身ともにタフな少年である。



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*男同士のカップリングを扱っているのでご注意ください(おみジャン)

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