楽園の魔人

はじめに

このサイト内にある小説『不死身の魔人』と『楽園』の
両方の登場人物が出てくる番外編。

旅の途中、雨宿りに立ち寄った町で、
フォウは盲目の青年シェラと知り合う。
お互いの連れを一緒に待つことにした二人。
シェラが人の心を読めると知ったフォウは、
「シャオロンの心を読んで」と頼むが・・・


Character

フォウ

「不死身の魔人」の主役の片割れ。
命の恩人のシャオロンにぞっこん惚れてる、ワケあり皇子。
幼い頃、隣国の皇帝に人質として差し出されていたことがあり、
当時のことは忌まわしい記憶として、今も心の傷となっている。
普段は、陽気で人懐こい性格。


シャオロン

「不死身の魔人」の主役の片割れ。
永遠の忠誠を誓った姫君との約束を守るため、
<不死身の呪法>をその身に施し、人あらぬ<魔人>となった騎士。
今は呪いがとけ、普通の人間に戻っている。
言い寄ってくるフォウに「死ね」の一言で冷たく突き放すところは
変わりない。三百年生きている。


シェラ

「楽園」の主役の片割れ。
褐色の肌と銀色の髪を持つ、盲目の美青年。
ロックに金を返すため、行きずりの男たちに体を売って稼いでいる。
ロックの正体を知りながら、一緒にいることを選んだ。
楽天的な性格だが、最近、客とコトに及ぼうとすると吐いてしまい、
仕事にならなくなっていることに、密かに悩んでいる。


ロック

「楽園」の主役の片割れ。
盲目のシェラに体を売らせて金を巻き上げている、守銭奴。
怒鳴る時の彼には、肉食獣が咆哮しているかのような凄みがある。
それもそのはず、彼の正体は<獣人>・・・本来の姿は黒豹なのだ。
本来の姿のままでいられる『楽園』を求めて、旅をしている。


まめぞう

「楽園」の主役二人を、時にツッコミ入れつつ、温かく見守っている、
「神の使い」「聖獣」と言われる、ドラゴン(♂)
まだ幼生(子供)なので、小さく、力も弱い。
ロックに売り飛ばされそうになったところを
シェラに助けられたので、シェラによく懐いている。
特技は、火炎を吐くこと。


Contents

楽園の魔人

全7ページで完結の続きものです
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それぞれのカップルのなれ初めについて知りたい方は、本編をどうぞ♪

「不死身の魔人」の本編は コチラ

「楽園」の本編は コチラ




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